診療所すなわちクリニック開業では、踏まなければならない手続きが存在します。必ずしなければいけない公的な申請以外にも、人手の確保や場所の確保といったものは必須です。さらにそもそも個人事業主レベルで行うのかあるいは医療法人として行うのかによっても異なってきます。したがって、最初に法人化をするのか否かなども含めた段取りをしっかりと行わなければなりません。なお、法人化する場合は時間が相応にかかります。一般的なクリニック開業よりも時間がかかることは知っておくことが大事です。法人にしない場合でも、役所への申請と許認可には時間がかかりますので、段取りよく準備を進めることが必要とされます。特にまだ別の医療機関等に所属している場合には、時間が足りなくなりがちですので、注意を要します。

医療機関開設のために考えなければいけないこと

医療機関の母体を考えなくてはいけません。医師の個人事業レベルとして行うのかあるいは医療法人かするのか、最初の選択が重要です。さらに診療科目の決定と必要な機材等の調達も必須でしょう。薬剤をどうするのかも考える必要が生じます。院内処方とする場合は、薬の調達と保管場所を考えることが大事です。薬の種類によっては保管場所に注意を要する場合もあり得るでしょう。薬剤メーカーなどに確認もしなければならない可能性も出てきます。院外処方の場合でも、近隣に処方箋を受け付ける薬局がない場合、患者が困る可能性もありますからこの点も考えなければならないものです。このように広い視野を持って計画的に準備を進めていかなければならず、可能であれば専念出来る環境が望ましいとされているところです。

クリニック開業に関する役所での手続き

クリニックすなわち診療所の開業では、役所への届出が必須です。まずは診療所開設の届出を行います。その後、保険医療機関認定の届出を行う流れです。このとき、それぞれについて役所側での認可の審査が行われます。その関係上、時間が相応にかかってしまいます。また、法人が母体となる場合にはさらに医療法人等の許認可も受けなければなりません。無論、診療所開設前あるいは同時に行う必要があるものです。このように役所への申請は早めに段取りを確認しながら適宜申請を行っていくことが肝要です。なお、役所への申請を行政書士などに任せる方法もありますので、適宜委任することも考えた方が良いケースはあり得ます。重要なことは、段取りをしっかりと行って準備不足で開設が出来ないことを避けることです。